秋田県立大学内大学院棟M117室内
当社は、1999年の開学以来秋田県立大学において、イネ澱粉生合成研究の基礎研究を推進してきた中村保典名誉教授と藤田直子教授を中心に、2019年2月に設立されたベンチャー会社です。秋田県立大学から、大学発ベンチャーの称号を与えられ、現在学内に本社を設置しています。
最近、藤田直子教授グループは、イネの胚乳にユニークな品質を持つ澱粉を生産する変異体育種を重点に研究を進め、澱粉特性に合致する商品の開発を県内外の多数の企業と共同で実施してきました(大部分が現在も進行中)。そして、商品開発に有望な品種のうち、2018年9月、2品種(あきたぱらり、あきたさらり)を農林水産省へ登録申請しました。2019年1月、農水省より出願が公表され、このコメの商用利用が可能になりました。
当社は、特許権と品種育成権を有する機関から、あきたぱらりとあきたさらり2品種の使用許諾を受けて、今春から農家に委託栽培を開始しました。今秋には、これらの収穫物であるコメやコメを使った商品(コメ粉入りうどんなど)の販売を計画しています。
当社は、イネ新品種のあきたぱらりとあきたさらりの育成と使用の許諾を受けて、イネの栽培からコメを使った商品開発、販売まで広く手がけます。
概要は、下図をご参照ください。