米でんぷんの新素材を開発・提供

今朝、NHKのあさイチで、「レジスタントスターチ」の特集をやっていましたね。長芋などには、100 gあたり5.8 gのレジスタントスターチが含まれている、ということでした。でんぷんは通常、生で食べることが少ないので、生で食べられる長芋などでは、たくさんのレジスタントスターチが採れる、とのことでした。 私たちが開発した「まんぷくすらり」は、ご飯を炊いても約6％程度のレジスタントスターチが含まれています。ただし、収穫した年や、調理方法、レジスタントスターチを測定する際の状態（ごはんを粒のまま測定するか、すり潰して測るかなど）によって違います。通常のごはんが1%以下であるのに対し、「まんぷくすらり」は、すり潰したごはんで、約６％のレジスタントスターチを含んでいます。 レジスタントスターチの腸への影響は、個人差が多いですが、毎日少しずつ摂取して便秘解消などにつながるとすれば、ごはんとして食べられれば、いいですよね！ 「まんぷくすらり」は、今年の秋から販売開始となります。この米を使ったレシピを開発中です。まずは、秋田の郷土料理であるきりたんぽに、「まんぷくすらり」をたっぷり入れた、カラダ想いのきりたんぽを販売する予定です！乞うご期待！ 私たちは、澱粉の研究者です。レジスタントスターチを始め、でんぷんに関する豆知識を、このHPに順次載せていきたいと思っています。